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ブレーキ
安全に直結するブレーキは常に点検を
「走る」「曲がる」よりも重要なものが「止まる」性能です。制動(ブレーキ)に問題があると、信号や下り坂などで車が止まらず、乗員や他車・歩行者を危険な状況にさらし、最悪は怪我を負わせたり、生命を奪ってしまうことさえあります。しかしブレーキシステムは通常見えない場所にあるため、車検・点検時にプロの目でチェックすることが重要になります。
ブレーキパッド・ブレーキライニング
ブレーキとは運転中に足で踏むブレーキと、駐停車時に使用するサイドブレーキのこと。いずれもタイヤが動かないようにする機能です。その仕組みは大きくディスクブレーキとドラムブレーキに分けられます。
ディスクブレーキ
タイヤと一緒に回転するディスクをキャリパーで挟み、ブレーキパッドをディスクに左右から押し付けることで制動をかける仕組み。ほとんどの車種のフロントにはディスクブレーキが用いられています。
- ・ブレーキパッドは消耗品です。
効きが悪くなった、キーキー音がするといった症状が現れた場合は、早めにご相談ください。 - ・ディスクは簡単に壊れるパーツではありませんが、海岸沿いにお住まいの方は、潮風によってもろくなることがあります。定期的な点検をオススメします。
ドラムブレーキ
タイヤと一緒に回転するドラムの内部に設置されたブレーキライニング(またはシュー)を、内側から外側に押し付けることで制動をかける仕組み。リーディングトレーリング式は代表的なドラムブレーキです。
- ・ブレーキライニングは消耗品です。
効きが悪くなった、キーキー音がするといった症状が現れた場合は、早めにご相談ください。 - ・ディスクに比べ放熱性が低いため、長い下り坂でブレーキを踏んだまま走行すると、ライニングが早く減ったり、効かなくなる場合があります。普段と何か違うと感じたら、早めの点検をオススメします。
ブレーキパッド・ブレーキライニング交換費用 | |
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交換工賃・部品代 | 車種によって異なりますのでお問い合わせ下さい。 |
ブレーキフルード
ディスクブレーキとドラムブレーキ、いずれもパッドやライニングを動かしているのはブレーキフルードと呼ばれる液体です。フルードは車を動かさなくても時間とともに劣化する上、ブレーキの熱を受けることで劣化します。また、吸湿性の高いオイルの為、汚れていなくても2年に1回の交換が推奨されています。さらにブレーキホースから漏れがないかなど、プロの目でしっかり確認することが大切です。
ブレーキフルード交換費用 | ||
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交換工賃 | ||
法定点検時 | 2,000円(税込2,200円) | |
通常時 | 5,000円(税込5,500円)〜 | |
ブレーキフルード | ||
DOT3 | 2,000円(税込2,200円) | |
DOT4 | 2,500円(税込2,750円) |
※法定点検時以外の工賃は車種によって異なりますのでお問い合わせ下さい。
※DOTとはアメリカ交通省で設定されている自動車安全基準です。数字が大きくなるに従って性能が高くなります。